二次元裏@ふたば
[ホーム]

[掲示板に戻る]
レス送信モード
E-mail
コメント
削除キー(記事の削除用。英数字で8文字以内)
  • 添付可能:GIF,JPG,PNG. 3000KBまで. 現在1人くらいが見てます.
  • スレッドを立てた人がレスを削除してスレッド内のみアク禁にできます.
  • メール欄に「id表示」と入れてスレッドを立てるとid表示にできます.
  • 削除依頼が閾値を超えるとidを表示します.
  • 政治はだめ. 同人関連のアップロード依頼はだめ.
  • 1スレッド最大1000レス,最低1時間保持.
  • 管理人への連絡は準備板 ご意見へ. 削除依頼は記事番号を押しdelを押して下さい.
  • スマホ・携帯ふたば入口 この板の保存数は30000件です. 規約

画像ファイル名:1793888186951.png-(254199 B)
254199 B26/11/05(木)23:16:26No.1484511236そうだねx1 06日00:51頃消えます
ニャアン人妻概念のおはなしするね。
ニャアンはマチュやシュウジと無事なかなおりしたよ。エグザベくんとも結ばれました。マチュはちゃんとシュウジのことを連れ戻しました。
ニャアン・オリベは無事名誉除隊しジオン公国の市民権を獲得した。今はジオン公営団地に住んでるよ。シュウマチュ夫婦も隣に住んでいます
採光性も高い大きな窓もある。4LDK風呂トイレ別。愛の棲家にしては十二分だった―――。
ニャアンのお隣さんに住むララァさん。その家にすむ小さい女の子カンチャナちゃん
無口な子だけど。どこから放(ほ)っておけない。そんな存在であった。
カンチャナちゃんとニャアン。本来なら交わらない筈の存在であった
しかし、お隣さん同時。互いに孕(みごも)る身であり、気をかけていた。
───夢が、交わる。
今日はカンチャナちゃんとニャアンのおはなし。
…126/11/05(木)23:17:33No.1484511520+
ある日。午前7時半。エグザベくんを送り出し、ニャアンゴミ出しに向かう。
マチュは朝5時にはさっさとゴミ出しして、日が昇るというのにシュウジとのキラキラに夢中である。
むこう隣のドアが開く。「バイオ飼料用ゴミ袋」と書かれた黄色い袋(20L)を抱えている。
バイオ飼料用ゴミ。簡単にいうと生ゴミです。生ゴミの一言で解決する。すべてを日本語表記にしてくれジオン。生ゴミのみを回収します。農業用コロニーの肥やしになります。生ゴミひとつ。無駄にできないのがコロニーです。
カンチャナちゃんであった。童女(どうにょ)たる風貌。そして膨らみを帯びたお腹。
…226/11/05(木)23:17:44No.1484511571+
ララァさん家のゴミ出しは当番制。ヴァーニちゃんはグーグー寝ている。
ララァさんは朝餉の準備をしている。朝も昼も夜もどの道、カレーである。カレーをタミル語(カリ)で直訳すると「汁」。つまり食べ物の総意。飯がすべてカレー。
手作りラッシー(乳清)が冷蔵庫で冷えている。
「ひとりでいける?だいじょうぶ?」ララァさん、同じく孕女であった現在妊娠35週。
「だいじょうぶ。まだそこまでお腹大きくないですから」カンチャナちゃん
「おねえさまに何かあった方が心配です」ララァさん、臨月である。階段一つとっても危険
「じゃあ、まかせるわね」すこし心配であるが、自分がついていけば。カンチャナはもっと身を揉む事になるだろう
ララァおねえさま、そこはしっかりと自認していた。ヴァーニは寝かせてあげないと。泣きじゃくるカンチャナちゃんを寝かしつけてくれた「夜伽」で疲れている。
…326/11/05(木)23:18:29No.1484511773+
「おはよう…ございます」カンチャナちゃんあまり元気じゃないけど挨拶。涙腺がすこし赤い。
「おはようカンチャナさん」ニャアンにこやかに返事。
「簡単な挨拶をする」この一文で団地のぬくもり。人の情けを感じてくれるとうれしいです。
集合住宅において。他の居室の人間と挨拶する。とても大事な事です。
カンチャナちゃん。妊娠22週。ニャアン。妊娠30週。大きさは違えど、互いに「命」を背負っていた。
「もうすぐうまれるね」カンチャナちゃん
「まだ早いよ」ニャアンはやさしい黄色い瞳。やさしい貌(かお)で答える。
「でも産まれる。絶対に産まれる。ララァおねえさまが言ってました」
カンチャナちゃん静かな口調。揺らぎの無い言葉であった。しかし、彼女の声色には少し怯えがある事をニャアンは知っていました。
彼女はまだ、怯えている。何か大きな『力』におびえている。
ニャアンのキラキラはとても敏(さと)い。ズブとさばかり目立つが、強(しなや)かでかつ思慮深い彼女の心がそこには存在した。
…426/11/05(木)23:18:39No.1484511820+
「あなたもうめる、だいじょぶ」
ニャアンは諭(さと)す。彼女の不安をひとつでも取り除きたかった。
「もえてしまえ…」
「だめ、そんなこと、いっちゃダメ」
カンチャナちゃん。まだ心の翳りが翳りがまだ消えていなかった。
命を宿しているというのに、まだ翳りがある。怒り、悲しみ。それを遥かに超えた大きな黒い影がまだ、心の中にあった
───いっしょにうもうな!
ヴァーニちゃんはいつもそう言って励ましてくれる。しかし望んでいたものではない。
しかし、捨てるつもりもなかった。
「もえてしまえ───」暗がりの中の彼女はいつもそう口にしていた。
我が身を裁(さい)するような悲しい心は、彼女にはない。
ヴァーニちゃんと共に生き。そして今日を生き延びられた。だからこの命、捨てる訳にはいかなかった。
しかし何もかも消えてしまえ!という終末めいた心はあった。
…526/11/05(木)23:19:31No.1484512016+
彼女の受けた「破壊的な力」に関してここでは、触れない。筆も舌も耐えられないので。やさしい言葉でどう表現すればいいのか、いまだに言葉が見つかりません。
───ニャアンとカンチャナちゃんは写(うつ)し鏡。
そうとだけ伝えておきます。
「だめだよ。もえちゃダメ」
ニャアンはゴミ袋を手放す。ドサッと袋が床に落ちる。そしてカンチャナちゃんをその細く長い腕(かいな)で抱きしめる。
共同廊下での出来事であった。同階に棲(す)むのは、現在シュウマチュシャアララエグニャア夫婦のみ。
誰もみていない。見ていてもやさしく見守ってくれる。
「だけど…」
「うもう、赤ちゃん。あかちゃん」
ニャアンが泳ぐ。紫色のキラキラがカンチャナちゃんの心に広がる。
彼女の感じる「いやなにおい」も「あたらしいいのち」への向き合い方も何もかも共有していた。
…626/11/05(木)23:19:42No.1484512066+
「縋(す)がっちゃ、ダメだね」
ニャアン、自省。深紫のキラキラには、絶対「いやなにおい」がついて回る。
それはニャアンの生きてきた証の一つ。どうしても、さけられらない。
キラキラという意識の海を共にする事で、記憶の共有を行う。
この紫のキラキラが広がる「海」ニュータイプであるエグザベくんですら泳ぐことはできない。
しかしカンチャナちゃんは「海」を泳げなくとも、眺める事はできる。海を見ることができるのだ。
彼女もニュータイプの片鱗があった。シャアと暮らし。ララァと毎日毎食「インドのごはん」を食べているとニュータイプの勘(かん)性は研ぎ澄まされる。
そういうものである。
…726/11/05(木)23:19:56No.1484512137+
「いいの、すがってもいい」カンチャナちゃん静かに答える。
「よくないよ」ニャアン
「『かなしいことがあるから、いまをげんきにいきれる』ヴァーニが言ってた」
ヴァーニちゃん、明るく元気だ、そして聡明であった。生きる事への肯定心がとても強い。
それがこの言葉に籠もっていると補足説明。
「そうだね、けどすがっちゃ。ダメだよ」ニャアン
「あしたがある…だから、むかしばかり思い出しちゃダメ」ニャアン自分に言い聞かせる。
「すがることはいけない事?」カンチャナちゃん、昨晩も過去に囚われ、泣いていた。縋っている事を自覚している。
「いけない事じゃないけど、いまを生きたほうがいい。わたしはそう思う」ニャアンの結論はそれであった。
結句(けっく)。いまを楽しく生きる。愛する人とともに生きる。それに尽きるというのが彼女の着弾点であった。ニュータイプ故に誤差はない。
愛する人とは当然エグザベくん、今頃メトロに乗って職場である「ジオン士官学校」へ向かっているでしょう。
…826/11/05(木)23:20:09No.1484512192+
愛する人。いまだカンチャナちゃんが知らない恋愛という感情である。一方的に押し付けられる「愛」しか知らないのであった。それは「力」でねじ伏せる愛であった。愛なのかどうかすらわからない。
「あなたには大事な人がいる」ニャアン
「ララァおねえさま…たすけてくれた」カンチャナちゃん
「そうだね。けど、もっと身近、ちかくにいて、そばにいてくれるひと」
「…ヴァーニ」カンチャナちゃん漏らすように口にする。
「そう、ともだち。ともだちを大事にしよう。わたしもマチュやシュウちゃんがすき」
「ヴァーニ、わたしはヴァーニが…『すき』」
小さな愛の告白が、此処(ここ)に行われる。ヴァーニへの愛を。カンチャナちゃんは噛みしめる。
…926/11/05(木)23:20:21No.1484512231+
「なかよくしようね」ニャアンの黄色い瞳はとてもやさしい。
「そうですね…ニャアン『さん』」年上なのでカンチャナちゃん敬いの心がある
「『ニャアン』でいいよ」
「ありがとう、ニャアン───」
肉親(弟妹)以外で年下の子と接する事は少ないニャアンであった。常に年上の男達と渉(わた)り歩く。渡世に身をおいていた。軍務でも同じであった。
ちょっと「おねえちゃん」になった。そんな気がした
ニャアンとカンチャナちゃんはなかよし、そうなかよしなんだ。姉妹めいた。しかし同じ母親として対等な「ともだち」がまた一人ふえた。
ここに、夢が一つ。広がる。
…1026/11/05(木)23:20:34No.1484512283+
それから、一年とすこしの刻が流れた。
団地、0086年。11月の事であった。師走が近いというのに常春のコロニーでは寒風は吹き荒れない。
緑地のベンチにて。
「元気だね」ニャアンは語りかける。カンチャナちゃんは乳飲み子を抱えている。先ほど吸った母乳をおくび。最近、首が座ったそうな
同じく赤子をおんぶするニャアン、錆朱色の丹前(たんぜん)の中で赤子は眠る。
「元気だよ!カンチャナの赤ちゃんだよ!?」ヴァーニちゃんの懐にも赤子、ちいさい胸で授乳中であった。
幸せな団地の風景がそこには広がっていた。
カンチャナちゃんはいいおかあさんになれるよ
…1126/11/05(木)23:21:40No.1484512588+
以上がニャアンとカンチャナちゃん概念の全容になります
みんないいおかあさんになろうね
明日はおやすみです。来週またあいましょう
次回のジークアクスの内容次第で語り足りない所があると思いますで、続きはまた後日。
…1226/11/05(木)23:28:23No.1484514453+
カンチャニちゃんはいいおかあさんになれるよ
…1326/11/05(木)23:34:36No.1484516221+
カンチャナちゃん?お腹の子の父親は?
…1426/11/05(木)23:35:28No.1484516486+
...
…1526/11/05(木)23:37:33No.1484517164+
カンチャナちゃんはいいおかあさんになれるよ
ヴァーニちゃんはいいおかあさんになれるよ
ニャアンはもちろんいいおかあさんになれるよ
エグニャアだよ?
みんなのカンチャナちゃんヴァーニちゃんのおはなしききたいな
きかせて?

- GazouBBS + futaba-