二次元裏@ふたば
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画像ファイル名:1786254298069.png-(181991 B)
181991 B26/08/09(日)14:44:58No.1456850964+ 16:32頃消えます
「ふぁ……っ、はぁ……」
あくびをひとつ、それからため息も。すこしクラりとする頭のその中は、どうにもこうにもボンヤリしていて。その原因は、昨晩からのことで――。

『――こ、ここ……今年の夏こそは、と、トレーナーさんに告白してっ、海デート……っ!』
『……いやっ、やっぱムリっ……! こ、ここ、告白なんてっ……!』

せっかくの夏、周りの子たちからも、夏だから思いきって告白して付き合ったとか、彼氏と海に行くとか、そういう話がちらちらと聞こえてきて。
ぼ、ぼぼ……僕だって……! と、トレーナーさんとは海、行きたいし……で、デートとか……!? し、してみたいし……。
告白、トレーナーさんとお付き合い――。

……いや、いやいやいやっ! 僕なんかがトレーナーさんに告白してもっ、迷惑なんじゃ……!!
こ、困らせちゃって……! そうだよね、ごめん、って……断られちゃったら……。

で、でもでも……! トレーナーさんは僕のこといっぱい見てくれるし、優しいし、僕に一生懸命になってくれるし! その……僕のこと、大事にしてくれるし……。
126/08/09(日)14:47:23No.1456851622+
やっぱり、告白したい……トレーナーさんなら、その……僕のことも、好きでいてくれるかも知れないし……。いやでも――。
『〜〜〜っ! あぁ、どうしよ……トレーナーさんに告白っ……でもでも、ぅ〜〜っ……!』

――そんなこんなで僕は、悩み続けて夜も眠れず……こうして一睡もできないまま朝を迎えてしまいました。

「ぅぅ、ねむい……。でも、トレーナーさんに告白……どうするか、きめなきゃ――ふぁあ……〜〜っ」
ふらふら〜と、あらぬ方へと行っちゃいそうな頭とからだをどうにか直して、朝の自主練をしようとグラウンドに出ると――。

「あっ奇遇だな。朝練か、シュヴァル? ……って、凄いクマだぞ……!? どうしたんだ」
「……ぁっトレーナー、さん……」
たまたま、グラウンドに出てたらしいトレーナーさんと鉢合わせて。
「す、すみません僕は、大丈夫で――」

――クラっ。
「っ!? シュヴァル……!」「ぇあっ……! す、すみませ……!」
226/08/09(日)14:49:48No.1456852243+
一瞬、眠気でからだを支える糸が切れちゃったみたいにふらっとなって。それを、トレーナーさんは僕の肩を抱いて支えてくれた。
……ぁあ、トレーナーさんの手、大きくて温かいなぁ。やさしい手……。

「……ぁっ、朝練……しなきゃ」
「――流石に、今の君の状態でトレーニングはさせられない。とりあえず、授業が始まるまでまだ時間はあるからトレーナー室に行こうか」
「その、すみません……」
トレーナーさんは、真剣な表情でそう提案する。こんな風に僕のこと、いつだってトレーナーさんはよく見てくれるんだ……。
――そうして、僕はトレーナーさんに連れられてトレーナー室に向かいました。

――――
「――で、今日はどうしたんだ?」
トレーナーさんが、心配そうなカオでそう尋ねてきます。これ以上心配かけるのは……と思ったけど、でも……ひとまず。

「……あっあの。その、これは……ただの寝不足で」
「そうなのか? だったら、とりあえずここで仮眠した方が良いな」
326/08/09(日)14:52:23No.1456852964+
「えっと……良いんですか……?」
「大丈夫、時間になったら起こすし。……それにしても、珍しいね。君が寝不足なんて……何か、あったのか?」

じっと、僕の方をみて、トレーナーさんは尋ねる。それを……ぼーっと、意識がふわふわとしながらどこか遠くで眺めて……。
「――シュヴァル?」「――……ふぇ?」
「……眠そうだな、ごめん。何があったかは後で聞くよ」
そう言って、バツがわるそうなカオをするトレーナーさん……。――ぁっ、そうか、トレーナーさんになんで寝不足なのか……いわないと。

「――ぇっと……その、きのうの夜から……ずっとなやんでまして」
「ん? そう、なのか……?」
「はい……トレーナーさんに告白するかどうしようか……悩んでたら、きがついたら朝になってて……」
「そうだったのか。…………え?」

「うぅ。みんな、夏になってデートしてるみたいで……。今年こそトレーナーさんに告白して……海デートしたいなって……」
「……そ、そうなのか……??」
426/08/09(日)14:54:45No.1456853592+
「はい……ぁっ、でも、告白とかしちゃったら、迷惑になっちゃうかもだし……。その、断られちゃったらどうしようとか考えたら、ぜんぜん眠れなくて……」
「そ、そうかぁ」
トレーナーさんは、僕のはなしを悩みをなんかヘンなかおしながら聞いてくれて……だから、僕はトレーナーさんなら、相談にのってくれるとおもったから、トレーナーさんは頼れるトレーナーさんだから、聞くことにしました。

「トレーナーさん、トレーナーさんはどうすれば良いと思いますか……?」
「――と、言うと……?」
「僕はトレーナーさんに、告白した方が良いと思いますか……?」
「えーっと? そ、そうだな……??」
また、トレーナーさんはヘンなかおをして頭をかかえていて……。
うーん、とうんと悩んでるようで、それからしばらく経ってから、僕とは目をあわせないまま、トレーナーさんは言いました。

「そ、その、告白は君が卒業する時まで待った方が……良いんじゃないかな……?」
「や、やっぱり、そうですか……? そうですよね、卒業するまではトレーナーさん……困っちゃうかもだし」
「そ、そうだね。たぶん困っちゃうと思うよ……?」
526/08/09(日)14:56:26No.1456854071+
夏の暑さでおかしくなってるち...
626/08/09(日)14:57:08No.1456854242+
「……そう、ですね……わかりました。トレーナーさんにはまだ告白しないことにします……」
「――ほっ」
トレーナーさんは、どこか安心したみたいなカオをしていて。
――でも、うん。やっぱりトレーナーさんはすごいや。トレーナーさんに聞いたら、悩みがすぐにスッキリして……。

「んっ……ふぁあ……」
「――と、とりあえず、もう寝ようかシュヴァル。時間になったらちゃんと起こすから」
「はい――ありがとう、ござい……」
モヤモヤがすっきりした僕のあたまは、ただただ眠さでいっぱいになって――。

「――すぅ、すゃ」
――そうして、僕はトレーナー室のソファーで眠りにつくのでした。

「――……まあ、自分で自分の言ったことに気付いてないなら……とりあえずは良い、のか……?」
726/08/09(日)14:58:02No.1456854476+
おわり
寝不足には気をつけよう
826/08/09(日)15:00:32No.1456855132+
お姉ちゃんもこれぐらいやれち!
926/08/09(日)15:07:44No.1456857209+
シュヴァちがバグってる…
1026/08/09(日)15:12:53No.1456858668+
トレーナーさん!僕トレーナーさんに告白しようと思ってるんですが!!どうしたらいいでしょうか!!!
1126/08/09(日)15:30:33No.1456863806+
一睡もしてない中学生ならこれくらいバグっても仕方ない
1226/08/09(日)15:31:59No.1456864237+
記憶がばっちり残ってるかどうかで寝起きの様子が変わる

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