キリシア様とニャアンは「親と子」の盃を交わした仲でありました。
イグオマッソ紛議の後、シャアのバズーカで臨終するキシリア様、そのキシリア様から盃をもらった最期の子ニャアン、キシリア一家末妹それが「ニャアン」です。
現ジオン『法』国。法務長官マ・クベ卿はそんなニャアンを見守っています。マクベもキシリア様から盃を貰った子でありました。
ニャアンとは兄弟仁義における「義兄弟」の関係に当たります。
マクベは長兄でありと末妹のニャアンとはザブトン（階級）が違います。
しかしキシリア様がニャアンを寵愛していた事は知っていました。
尻小姓アサーブ達とは遊びでの戯れでしたが、ニャアンには真の愛を向けていた事を報告で知っていました。
時には嫉妬もしました、しかしマクベ(CV杉田智和）は家なき子ニャアンの素性を知っていたのです
子宮に宿すその命の事も承知していました。

「懐胎せしめる少女を『兵器』として扱うのですか」マの眉は歪みます
「孕み女（め）たるあの才能。いま、生かさねばこの紛議、あの老獪なギレン兄ィに叶うまい」
キシリア様は冷静に語りました。しかし、そこにニャアンへの情けがある事も知っていました
「母子の命にとって、それは酷（こく）かと…」
「それくらいせねばならぬのだ。貴公の末妹だぞ。大事に扱えよ」
それがキシリア様からの最期の遺言になりました。
マクベは遺言を授かり、そして言いつけを果たすのです。
キシリアご母堂様、その最期の子『ニャアン』
彼女はMS操縦に関しては「神の子」であった、イグオマッソを起動し、1万数千人の将兵を一瞬に葬り去る力を有していたのだ
撃鉄として、雷管として、機能した彼女は「子」しての務めを果たしたのだ。
しかし、マ・クベ最終的に飼い主たる「親」に噛みついた事も知ってた
「あの小娘な、癇癪で人を殺す女ぞ、気をつけい」キシリア様の言いつけは、自分自身に返ってきた
ワケワカという弾丸が自分の腹部を貫いたのだ。

内蔵を貫く痛みよりも「飼い猫に噛まれた」と微笑んでいたと言う。
そのワケワカの牙を制御せねばならぬとマクベ法相は決意した。
『力は制御できねば力ではない』
原子力時代の水爆同様、悪戯に扱えば破滅が待っている力だと、マクベは考えていた。
故にニャアンを観察し、保護する事を決意したのだ
義侠心たる兄心かも知れない。そしてキシリア様から寵愛を受けたニャアンを愛でる事が
散っていったキシリア様のたむけになるとマ・クベは信じていたからだ。
そこに籍をいれたオリベ夫婦とマクベの奇妙な関係性が成り立っていた

「息災か？」マクベ様がニャアンを尋ねる。
「はい、マクベお兄さん。息災です。もうすぐこの子も産まれます」
「出産入院をせねばな、ジオン大学附属病院がよかろう」
「近所の産婦人科でいいです」ニャアン
「ニュータイプの出産を我々は『観察』し研究しなければならぬ、辛いだろうが大仰な入院を我慢して欲しい」
「わかりましたマ・クベ兄さん…」
ニャアンはマクベのことを「兄さん」と呼びます、血の繋がりはありませんが。同じ盃を貰った血の絆より重き義兄弟です。
マクベもニャアンも親の為に必死に働きました。お陰で今のサイド3独立国家「ジオン法国」の平和があるのです。
たとえそれがキシリア公のクーデターめいた統帥権の奪い合い。兄弟喧嘩が起因とあれど、今の平和はキシリア様がいたからこそ実現したのです
―――狼も死んた、獅子も死んだ。牙を持つものはみな逝ってしまったのです。
「おくるみな、繕うておいた、雑巾とは言わぬが酷使してかまわんのだぞ」
今日のマクベ様の贈り物は、「おくるみ」であった。
普段はお皿。新居祝いの時にはカーテンと。マ・クベお兄さんは何かとニャアンにご贈答するのが好きなのだ

「上等すぎます…もったいなくて使えません兄さん」
「使わなければこの高級タオル地もただの布として生涯を終えるのだぞ、布は本来の役目を終えて初めて布なのだ。使ってあげい」
「飾っておきたい布もあります」ニャアンは服を指差す、
「とにかく、使うのだぞ。高級と言ったがさして値段がするものではない。化学物質を使っていない天然素材。それだけの意である」
「わかりました…いただいたお皿も大事に使っています」
ニャアンオリベ家の食器類はすべてマクベ様からの贈り物で賄われていた
エグニャア夫婦の食卓を彩るのはマ・クベセレクションであった
白い陶磁器に囲まれて、エグニャア夫婦は暮らしているのだった

「割れないかヒヤヒヤしています…もう食器はいりません…」ニャアンお辞儀
「子供用の皿やスプーンを要するのではないか？」マクベ問う
「プラスチック製で十分です…自分で買い与えます」ニャアンたじたじと断る
「可塑性が高いといえど、石油製品を口のするのはな、気が進まぬ。同じ可塑性があるなら陶器の方がマシだと思うがね、元は自然たる土なのだからな」
得意げにマクベは語る
「食器が割れて赤ちゃんが怪我する方が怖いですマクベ兄さん」
「そうだな、ならセラミックを考えて置こう。軽くて丈夫だそれに元は鉱物だからな」
「赤ちゃんの食器はその時節しか使いませんのでお高い物は遠慮しておきます」
「『幼児期学童期に「親」に何を与えられたか』それが後世まで記憶に残るのだよニャアン。子にとって善き生活を続けるように」
「はい…」
「素直な貴公がすきだ、キシリア様も素直なそなたが好きであっただろう」
「キシリア様…」
ニャアンとマクベ、キシリア様に思いを馳せます。神聖なる瞬間だ

「―――癇癪とはいえ、友人の為であったのだろう、親に噛みつく結果とはいえ、キシリア様も赦してくれるだろう」
「そうでしょうか？」
「キシリア様はそのようなお方だ、そうであったのだ」
ニャアンはほんの一刻しかキシリア様と心を通わせていない。故にすべてはわからなかった
キシリア様に関しては義兄弟であるマクベ兄さんの方が造詣が深いのであった。
マクベ義兄さん概念が、ここに誕生する。マ・クベの叔父貴である
エグザベくん傍らでじっと見守ることしかできません。ニャアンの肩を抱いています。
「オリベよ、貴公も息災でな。ニャアンの心を鎮めるのが貴公の役目という事を肝に命じよ」
「そのように努めます、マ・クベ卿」
「力は『制御』せねばならぬのだ。水爆がかつて暴力的に地球環境を破壊していた事を知っているだろう、しかし今は抑止力として機能しておる」
マクベによる水爆と核抑止力概念のお話がはじまる。この話はながいしクドいので省略します
ニャアンはわかってないけど聞いています。エグザベくん毎回同じ話を聞かされていますが、まぁ聞きます

「水爆と同じようにニャアンやユズリハ氏（マチュの意）の力も制御せねばならぬ、尋常ではないのだよニュータイプの力は」
マクベ様、話の締めに入ります。
「恥も尊厳も忘れ、築き上げて来た文明も科学もかなぐり捨て、自ら開けた恐怖の穴を慌てて塞ぐ。そのような行為はもうしたくないのだよ、第二の「シャロンの薔薇」だけは避けねばな」
シャロンの薔薇―――月面都市グラナダ近郊に埋め込まれていたAKIRAめいたその渠魁（きょかい）。封じることしかできなかったその力をマクベは語るのです

「話が長くなってしまったな、緊張は妊婦の負担になるだろう。そろそろ失礼する」
「またきてください」ニャアンはやわらかい表情でマ・クベを送る。
「時間が許す限り通おう、義理とはいえわたしも「おじさん」になるのだからな」マクベさんはやさしいです
「お土産や贈り物は結構ですので」エグザベくん付け足す
「これは趣味だと思って欲しいオリベ氏。皿もおくるみもそう大層な値が付くような代物ではない。割れてもいいし破いてもいいので使ってあげて欲しい」
「地球で購めた北宋の壺もな、飾っておくだけではつまらん、花でも生けてやってはじめて相応の価値がつくのだよ」
「水爆と同じだ。使わなければただの飾りよ。実行力があって初めての抑止力なのでな。皿もタオルも使い潰して欲しい」
そう言ってマクベは去っていった。
オデッサ作戦がなかったので水爆を使いそこねたジークアクス世界のマクベ様。実は水爆を使いたくてウズウズしていた。
起き攻めで水爆ミサイルを使うのは某ゲームでのギャンの定石でもあった。

その夜、褥の場、安定期に入ったニャアンとエグザベくんは軽い性行為を行う
激しくすると早産の危険性があった。優しい性行為であった。口淫二回、本番を一回。
「ギャンはね、もとはマ・クベ様専用機であったんだ」エグザベくん枕元で語る
「マクベ兄さんが直々に出撃されたのですか？」
「いや、倉庫に眠っていた試作機を見つけられたのだ、それをマクベ様が拾われて。現在の近衛部隊専用機になったんだ。後継機も開発されている。ガルバルディというらしい」
「お詳しいのですね」ニャアンジト目で聞く。ジークアクスとジフレドくん以外のMSにあまり興味がないニャアン
「ギャンに乗ったていたからね、少尉の身で大隊の隊長まで務めたよ。僕はギャンに関してはうるさいよ？マクベ様以上かも知れない」
「へぇ…おはなしきかせて？途中で寝ちゃいそうだけど」
ニャアンはタオルケットを臨月たるおなかに乗せ、耳を立てる。季節がない常春のサイド3、室内は22℃と快適であった。

「じゃあおはなしするね、ギャンはニュータイプを想定していないんだ。ゲルググのようにガンダムのフィードバックを受けてないからね…それに格闘戦においてはマチュアル操作の方が便宜であって―――」
むつかしい話になりそうですね、ニャアンはもう寝ちゃっているよエグザベくん
マクベはいいお義兄さんですねニャアン。血の繋がりはないが、同じ盃を受けた兄弟です。赤ちゃんが産まれたら「おじさん」になります
マクベはいいおじさんになれるよ

以上がマ・クベ義兄弟概念の全容です。
ほとんどマ・クベの話になってしまいましたスイマセン
次回のジークアクスの内容次第でまだ語り足りない所があると思うので、続きはまた後日。

今日もありがとう
深夜だから見逃すところでした

マクベいいやつじゃん！

こちらこそ時間帯が遅くなってスイマセン
マクベに思いを馳せていたらこんな時間になっていたよ
ジークアクスのマクベは優しいから好き

マクベ法相。ジオンの法務を司る最高責任者であった
マチュからは「壺マン」と呼ばれています
マチュには偉いとかあまり関係ありません

「法務の長とはいえ、やることといえば毎日毎日死刑執行の判を押す毎日なのだよニャアン」
マクベはニャアンにこぼします
「軍から下野したが、やっていることは人殺しと変わらぬな…私にできる事など人殺しくらいしかないのだろうな」
ニャアンはそんなマクベに首を横に振ります
「違います、マクベ兄さんは誰かがやらねばならぬ『責任』を担っているのです。その判を押さなければ刑務所は悪漢まみれになってしまう…」
ニャアンはマクベを励まします
ニャアンは末妹の澄んだ黄色い瞳に励まされ心を潤します
キシリア様がニャアンを寵愛した気持ちがわかるような気がしたそうです

マクベでてきた...

「玄関が殺風景だな」
エグニャア夫婦の愛の巣を見てマクベは言いました
「彩りとして壺などな、置けばよかろう」
とコレクションから小さな壺を贈ろうとしました、20世紀末、清王朝末期の造作でしたが宇宙世紀0085年から計算すれば2世紀前の骨董品でした
ニャアンは「だめですだめです絶対割っちゃう！」と断ったそうです
壺はジオン戦利品博物館へ寄贈され
泥棒市で買ったピーターラビットのかわいい皿が玄関の靴箱に飾られたそうですよ

>キリシア様とニャアンは「親と子」の盃を交わした仲でありました。
キシリア様いつからヤクザに？

キシリアさま…

謎の褐色売春女に「兄さん」と慕われるマクベ…

しっとりしていいね……
家族がいなかったニャアンに義兄ができたのは幸せだ

マクベはニャアンの保護者になるんだよ
マクベはいい保護者になれるよ

>エグニャア夫婦の食卓を彩るのはマ・クベセレクションであった
>白い陶磁器に囲まれて、エグニャア夫婦は暮らしているのだった
すき
エグニャア夫婦の食器類がマクベからの贈り物なのとってもすき

ディアボロ太郎さん今日もありがとう

エグザベくんもキシリア様から親子の盃を頂いていて
エグザベくんとニャアンも義理兄弟なんだよね
「おにいちゃん♪」って甘えてくる末妹ニャアンをかわいがる義理の兄であるエグザベくんの姿があったりするよ
かわいいね
おなかに宿るのは暴漢の子どもなのにね
かわいいね
「この子がおにいちゃんとのあかちゃんだったらいいのに…」っておなかを見つめるにゃあん
「…うまれなきゃいいんだ！こんないのちッ！」
おなかをポコポコなぐりだして泣き出すワケワカになったニャアンかわいいね
エグザベくんたすけて

子どもに罪はないよニャアン…

この子はボクとニャアンの子どもだッ！

>子どもに罪はないよニャアン…
悪いのは暴漢の子を孕んだニャアンだからね

ニャアンは何もわるくないッ！
悪いのはこの世の中だッ！

おかしいザベ
ニャアンはなにもわるいことしてないザベ

疑似兄妹プレイに燃えるニャアン♡
お兄ちゃんって呼ぶとおちんちんが固くなるエグザベくんかわいいニャアン♡

マクベ様にも股を開くとか淫売にもほどがあるコモ！

男なら誰にでも股を開く女だコモ
やべー女だコモ

>お兄ちゃんって呼ぶとおちんちんが固くなるエグザベくんかわいいニャアン♡
故郷で離散した妹のことを思い出してちんちんしなしなになるザベ…
それはそうと妹キャラを演じるニャアンに性的興奮を覚えざるおえないザベ
はやくくわえるザベ…
はをたてるなザベ…

ニャアン、キシリアの姐さんの元草鞋を脱ぐ渡世人であった
マ・クベ、キリシア一家代貸を務める若頭であった
エグザベくん、キリシア一家と盃を交わしたばかりの部屋住みの一舎弟に過ぎなかった
一方マチュはアンキー一家に草鞋を脱いでいた
互いに、反目（はんめ）の関係であった。

もっとのどでしごくザベ…

>子どもに罪はないよニャアン…
罪はないけど授かりたくて授かった命じゃないよ
誰も悪くない
悪いとしたら無責任膣内射精を繰り返した暴漢達だ
暴漢達は性病を恐れなかった
不特定多数の暴漢達はニャアンに遺伝子を刻んでいくのであった

「あった」じゃないニャアン💢
なかだししないでほしいニャアン…

「おクチでするから！がんばるから！だからおねがいナカに出さないで！」
不可抗力の暴力に屈していた頃のニャアンの口癖といえばこの文句であった

人妻概念...まだ生きてたのか！？

生きとる
生きとる
この通りピンピンしとるわい！
ニャアンはいいおかあさんになれるよ
来年のニャアン母子とエグニャア概念に身を委ねようね