二次元裏@ふたば
[ホーム]

[掲示板に戻る]
レス送信モード
E-mail
コメント
削除キー(記事の削除用。英数字で8文字以内)
  • 添付可能:GIF,JPG,PNG. 3000KBまで. 現在1055人くらいが見てます.
  • スレッドを立てた人がレスを削除してスレッド内のみアク禁にできます.
  • メール欄に「id表示」と入れてスレッドを立てるとid表示にできます.
  • 削除依頼が閾値を超えるとidを表示します.
  • 政治はだめ. 同人関連のアップロード依頼はだめ.
  • 1スレッド最大1000レス,最低1時間保持.
  • 管理人への連絡は準備板 ご意見へ. 削除依頼は記事番号を押しdelを押して下さい.
  • スマホ・携帯ふたば入口 この板の保存数は30000件です. 規約

画像ファイル名:1787757981780.png-(151023 B)
151023 B26/08/27(木)00:26:21No.1462477681そうだねx1 03:41頃消えます
「さて、そろそろ寝ましょうか。明日の仕事に備えないと、ですから」
「そうだな」
彼女のその言葉とともに、灯りを落としたダイニングでの、ビリーヴとのふたりきりのささやかな晩酌が終わりを告げる。
空になったふたり分のグラスを片付ける間に、ビリーヴも刺身皿を淡々と流しへ片付けていく。
そうしてテーブルを片付け布巾で綺麗に整えると、わずかに灯っていた照明も消してダイニングを後にした。

――寝室には、2枚の布団。几帳面に整えられたそれは、いつも床につくための用意をしてくれる彼女の、丁寧な仕事ぶりを思わせて。
そうして。豆電球を1つ残して、俺たちはそれぞれの布団へと入り横になる。

ビリーヴと暮らすうちにいつの間に整えられた、規則正しい生活。
仕事を終え帰宅し、入浴で心身をほぐし、食卓を囲んで、晩酌をして、眠りにつく。
彼女とともに行うその毎日のルーティンに飽きる日はなく、ただ。ビリーヴとの数多の一時に幸せを噛み締める。
そんな質素でなによりも贅沢な暮らしがまた1日、終わりを告げようとしている。

……首を横にして隣を見れば、穏やかにそっとまぶたを閉じる彼女の横顔が映る。
削除された記事が1件あります.見る
126/08/27(木)00:28:08No.1462478128+
「……ふぅ」
――小さく、彼女の吐く息の音が聴こえる。
落ち着いたその音の色に、こちらの心身も緊張がほどけて。心地の良い温かさの布団が意識を熔かす。

1日が終わる。終わらせる。明日の仕事に備えて。
こうして意識を手放せば、しばらくの休息の後にまた明日がやってくる。
そうしてやってくる明日を、何よりも愛する者と――妻であるビリーヴとともに迎え入れるのだ。

――だから、また明日も、彼女とともに迎える為に。

「……おやすみ、ビリーヴ」
「……はい、おやすみなさい。トレーナーさん」

……そう、ひとつずつ言葉を交わすのだった――。
226/08/27(木)00:29:37No.1462478448+
――――――
「……ん」
――微睡みから、意識が持ち上がる。
僕のまだ閉じた瞼の上からほのかに、柔らかくすこし眩しい朝の陽射しが瞳をそっと焦がしていく。

薄らとぼやけた頭の中をそのままに、瞼を開けると。まだ、辺りは静かで――。ちく、たく、と秒を刻む針音の元に目を向ければ、まだ五時半。

「……すう、すう」
――隣に目を向ければ、すや、と眠るトレーナーさんの顔。いつもは言葉よりもずっと早くに感情の色を浮かべる彼の表情は、とてもとても、穏やかで。

……何故だか、寝ている間も僕の方を向いている、ただそれだけのことなのに。……無意識な寝返りの機嫌次第のことだというのに、僕はそれが。
……すこし、嬉しい。

「……まだ、起きるには。早いよな……」
朝の準備をするにも、今はまだ早朝。朝日は登ったばっかりで、まだすこし微睡む意識は、僕をいつでも再び眠りに誘うだろう。
326/08/27(木)00:32:28No.1462479151+
――このまま、二度寝をしてしまおうか。そう決めかけていた僕の思考を、わずかな“色”が邪魔をする。
僕の目には、愛している人の、寝顔。すこし視線を落とせば、掛け布団がわずかに持ち上がっていて。その隙間から、彼の腕がちらりと覗かせていた。

「…………たまには。いい、か」
こういうのも。……そう、言い訳をするみたいな思考が……うつろな理性に蓋をして。

「……ん」
もぞ、もぞと。寝間着に包まれた僕の身体は布団をゆっくりと抜け出して、寝室の空気に晒される。
けれども、その身体はすぐにまた温かな布団の中へと隠れてゆく。……今度は、僕ひとりよりも、もっと温かなところへ。

意識のない、彼のすこし重たい腕をわずかに。力を込めて、そっと持ち上げる。ちょっとの隙間に、身体をすべらせる。
……こういう時には、自分の細い身体をすこし、ありがたく思う。

「――……トレーナー、さん……」
ん……。彼の布団の中で、彼の腕の中で。僕は、トレーナーさんに、包まれる。
426/08/27(木)00:33:52No.1462479482+
「……んぅ、すぅ」
……トレーナーさんは、まだ、気付いていない。

びっくり、するかな――。……こういうことは、あまり、しない。……たまに、たまにだけ。気の迷いで、したくなる。

「……ん、……落ち着く」
僕よりもちょっと低い、でも、温かい。彼の体温に。
それから……お日様みたいに、落ち着く、好きな匂いに。トレーナーさんの匂いに、心が、熔けていく。

「……すき」
僕の。低くて、こぼれ出たような声が、静かな寝室へ消える。

「ん……んぅ……」「……っ」
……きゅぅ。たぶん、無意識。……トレーナーさんの腕に、僕のことを抱きしめるみたいにわずかに力が籠もる。
寝ているトレーナーさんのそんな行動に、僕は。……柄にもなく、彼からの愛を、見出してしまう。
526/08/27(木)00:35:14No.1462479816+
「びりー、ゔ……」
「……はい。僕はここに、居ますよ」
「ぅ、ん……」
優しい色をした彼の寝言が僕を、包む。
うん……やっぱり。すきだな。

「…………ちゅ」

……そっと。緩んだ彼の口元に唇を重ねる。
僕にしか知られていない、ささやかなキス。
――そうして、僕はまた目を閉じて。

「――おやすみなさい、トレーナーさん」
彼の温かさと匂いに包まれて、再び眠りにつくのであった。
626/08/27(木)00:37:13No.1462480252そうだねx1
――――
……朝。
目覚めた俺の腕の中には、温かな感触。
瞼を上げて手元を見れば、わずかに覗くウマ耳と、彼女の髪色。

……珍しいな。そう思うよりも先に――。

「……ビリーヴ」
……ああ。愛しさが、湧き上がる。
彼女の、自分よりも高い体温に。細い身体に。穏やかな寝息に。確かな幸せを感じる……。

だから、俺は。目覚めなければいけない時間を先送りにして。
「……ん」
ちゅ、と。まだ微睡む彼女の耳にひとつ、キスを落とすのであった――。
726/08/27(木)00:38:19No.1462480486そうだねx5
おわり
ビリトレ夫婦いいよね
826/08/27(木)01:39:25No.1462491612+
好きがいっぱいですごくよかった
926/08/27(木)01:56:20No.1462493595+
行動に愛が出ていて良い
1026/08/27(木)02:00:50No.1462494011+
いいと思うぜ
1126/08/27(木)02:54:04No.1462497861+
スレッドを立てた人によって削除されました
アフィカス荒らしの立てたスレ
del
1226/08/27(木)03:06:20No.1462498524+
ビリーヴは朝な夕なにキスしてそう

- GazouBBS + futaba-