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画像ファイル名:1731942562752.png-(2858494 B)
2858494 B24/11/19(火)00:09:22No.1254582189そうだねx2 02:42頃消えます
わたしの名は霧羽「」さね、究極の名探偵……そして今はこの物語をサイコロで組み立てている非ー魔法少女である。
今回の「」のステータスは下記の通り。
年齢は約9000歳
外見は身長並/胸貧/尻極大/足細で一人称は無い
出身は少なくとも日本では無い何処か
ステータスは暴力73/因果68/知能87/口先83/天運13/外面64/性根71
願いは「新天地へと逃れたい」、固有魔法は「不死」
武器は拳十個分の長さの剣。
六章以降の活躍度の目安は六章38/七章89/八章83/九章42/十章64、そして謎のイベント。
新天地を目指して魔法少女になった「」は、それによって得た不死によって徒歩で日本へとやってきた結果、水名神社の主祭神兼御神体になった。
全ての元凶であった無敵僧兵玄雲を倒し、相磨の地に安寧を取り戻した露と千鶴と「」だったが、御神木が切り倒された事で"穴"が開こうとしていた。
今度こそ戦国編は終わるはず!そうだろ!
@本当に終わります
Aおねえちゃんそろそろ詐欺になるよこの宣言
dice1d2=2 (2)
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
124/11/19(火)00:10:52No.1254582760+
終わる終わる詐欺ね...
224/11/19(火)00:11:15No.1254582910そうだねx4
相磨の国を襲った数多の魔女達による災い。
露と千鶴、そして「」は元凶である玄雲を倒し、あらぬ疑いを掛けられた泰党と隅谷との戦いを収める事に成功した。
それから、
①数日後
②数週間後
③数ヶ月後
④数年後
dice1d4=1 (1)
324/11/19(火)00:11:33No.1254583002+
はえーな
424/11/19(火)00:13:48No.1254583796+
それから数日後。
如何に争いを止めるに至ったとは言えども、それまでに生じた魔女による被害が無くなった訳ではない。
悪い言い方をしてしまえば泰党という都合の良い敵を失ってしまった隅谷は、かといって玄雲単独の暴走を理由に水徳寺を攻める訳にも行かず、情勢を立て直すべく各領主達と共に内政に戻っていた。
524/11/19(火)00:15:02No.1254584194+
玄雲は、
①流罪とされる事は決まったが、まだ投獄されている
②死罪となる事が決まったが、まだ執行はされていない
③死罪となったが、殺せなかった為に処分が浮いている
④「坊主は社で引き取る」
dice1d4=1 (1)
624/11/19(火)00:16:13No.1254584613+
まだ会話イベントあるのかな
724/11/19(火)00:17:28No.1254585041そうだねx3
自らが犯した罪の全てを告白した玄雲は流罪となる事が決まったものの、未だ投獄されている状況。
そしてさりげなく顔出しで水名正綱と万守山右衛門の前に飛び出していた「」は、
①この前にこっそり水名マンに着替え直していた
②顔だけ面頬でなんとか隠した
③ガッツリ顔を出していたが頑張って誤魔化した
④「神とされるもの。不服?」
dice1d4=4 (4)
824/11/19(火)00:18:34No.1254585379+
明かしちゃっても良いのか…
924/11/19(火)00:20:24No.1254586005そうだねx4
>明かしちゃっても良いのか…
逆に考えるんだ
明かしたところで下々は逆らえないと
1024/11/19(火)00:20:25No.1254586008+
「……露!?更に玄雲、その傷は……何者だ!」
「千鶴まで捕まえてやがるな……テメェ、戦神子か?」
意識を失った露と千鶴を抱え、更には肩口からバッサリと斬られた状態の玄雲まで引き連れてやってくるという、とんでもなく怪しい出で立ちで正綱と山右衛門の前に飛び出した「」は、
「神とされるもの。争いを止めに来た、不服?」
思いっきり神を名乗っていたらしい。
1124/11/19(火)00:21:51No.1254586484+
>>明かしちゃっても良いのか…
>逆に考えるんだ
>明かしたところで下々は逆らえないと
そもそも祀られる代価が平穏な暮らしだからな
今回は露と千鶴のためとはいえ自分から突っ込んでるけど…
1224/11/19(火)00:22:02No.1254586560+
アイエエエ!?カミサマ!?カミサマナンデ!?
1324/11/19(火)00:24:17No.1254587353+
傷ついた露と千鶴がそれでも喜びを分かち合い、一度各々の居場所へと帰っていった後、「」は
①正綱と山右衛門の双方から詳しい事情の説明を求められた
②神社勢力の頂点として水名と泰党に融和を求めた
③神とは名乗ったが別にそれだけなので神社に帰って寝ていた
④「この地に神と呼ばれるものとして、言っておくことがある」
dice1d4=2 (2)
1424/11/19(火)00:24:57No.1254587593+
和解するのか
1524/11/19(火)00:25:06No.1254587637そうだねx5
神社側は隠してるけど神は現代でも聴かれたら神って言うし何時もごろごろ寝てるから認知度低いだけな気もする
1624/11/19(火)00:25:24No.1254587741+
このダブル父親もカミサマ座布団製造の現場を目撃する羽目になったのだろうか…
1724/11/19(火)00:26:56No.1254588242+
この後戦国編第2章穴編があるんだよな…
1824/11/19(火)00:27:13No.1254588346そうだねx1
「①正綱/山右衛門
②水名当主/泰党の長
③青いのの親/赤いのの親
④かたいの/もさいの
dice2d4=1 2 (3) 、融和するように」
戦が終わって数日後、「」は突然やってくるなりそう言いだした。
1924/11/19(火)00:27:15No.1254588358+
仕事してんなカミサマ
2024/11/19(火)00:28:59No.1254588848+
神の一声
2124/11/19(火)00:29:06No.1254588871そうだねx5
神に初めから名前で呼ばれた唯一のキャラ正綱
2224/11/19(火)00:29:17No.1254588915+
>この後戦国編第2章穴編があるんだよな…
デカい戦されたら開くらしいからまあ直に開くとしても融和を求めるよね
2324/11/19(火)00:32:11No.1254589713+
お互いの娘である戦神子同士が協力して事に当たったという事情から、泰党攻め並びに今後の泰党の処遇に関して話し合う場が、水名にて設けられた。
一応、魔女による被害の原因が泰党ではなかったとはいえ、彼等が賊である事に変わりはなく、また深手を負っていた事から互いの戦神子である露と千鶴の欠席もあり、場には剣呑な空気が立ちこめていた。
そこへ突然
①単身で
②肥料を抱えて
③鎧姿で
④警備を全員薙ぎ倒しながら
dice1d4=3 (3) 入ってきた「」は、いきなり二人に融和を迫った。
2424/11/19(火)00:33:00No.1254589926+
アーマード神
2524/11/19(火)00:33:00No.1254589927+
水名マン
2624/11/19(火)00:33:19No.1254590022+
不審神物!!
2724/11/19(火)00:34:19No.1254590309+
正綱は見た事あるだろう
2824/11/19(火)00:34:38No.1254590399+
いきなり飛び込んできた謎の鎧武者に驚く山右衛門と、露の護衛として雇ったはずの者が何故この場に来たのかと訝しむ正綱。
融和を迫った後、「」は
①面頬を外して正体を明かす
②鎧を脱ぎ捨て正体を明かす
③「……忘れていた、今はこれを着てた」と脱ぎ捨てた
④面頬の下には焼け爛れた顔があった
dice1d4=3 (3)
2924/11/19(火)00:35:28No.1254590655+
肉体ごと脱ぎ捨てそうな恐ろしさが神にはある
3024/11/19(火)00:39:24No.1254591790+
「」は自らが露と千鶴を伴って飛び込んできた神であると明かした上で、
①「国の安寧を求めるならば必要な事」
②「青いのと赤いのが仲良くできているのならば、その親も出来る。違う?」
③「本当に民を憂うならば、他の想いは全て流せ」
④「露と千鶴を悲しませるな」
dice1d4=1 (1) と更に念押しする。
3124/11/19(火)00:41:21No.1254592362+
このまま原作通りだと破滅だしな
3224/11/19(火)00:41:42No.1254592446+
>このまま原作通りだと破滅だしな
あの世直通ホールも開くぜ!
3324/11/19(火)00:47:04No.1254593815そうだねx2
「理屈は分かる。事実として彼等は妖魔を操っていた首謀者ではなく、むしろその被害を食い止めるべく戦神子までも駆り出したのだから、それが必要であるというのも。だが……」
「何を渋る?」
「分かっちゃいねぇな。テメェがただの戦神子なのか、それとも神社の上の人間かは知らないが、事はそう上手くいく物じゃない。情勢ってのがあんだよ」
この時、正綱と山右衛門はそれぞれ
①泰党と水徳寺の双方から水名の印が押された文が出てきた事で揉めていた
②正綱はあくまで泰党を自らの陪臣として取り立てようとしていたが、山右衛門はそれを不服としていた
③山右衛門側としてはそもそも泰党にあらぬ疑いを掛け、事実確認も無しに攻める所まで行った事そのものを不満としていた
④融和そのものに対する抵抗は無いが……
dice1d4=1 (1)
3424/11/19(火)00:49:05No.1254594332+
今の状況の元凶の二枚舌文章だ
3524/11/19(火)00:53:03No.1254595378+
事ここに至って事態をややこしいものとしていたのは、かつての水名家の外交が生み出した禍根であった。
「水名がいつ頃からか俺達との手を切り、水徳寺との繋がりを重視するようになっていったのは時代の流れって事で流してやってもいい。だがそもそも過去に手を組んだ事さえ、泰党を都合良く使う為の方便だったってんなら話は別だ」
そもそもが裏切る事や、体良く利用する事を前提とした関係であったのならば、次また同じような事が起きないとは限らない。
先祖代々土地とその在り方を受け継いできた泰党の長であるからこそ、山右衛門にはその点を譲るつもりは無かった。
3624/11/19(火)00:54:46No.1254595862そうだねx6
それを聞いた「」は、
①「過去は過去、今は今」
②「その約束をした者は既に死んだ、なら同じ事」
③「泰党の長が同じ立場ならしないとは思えない」
④徐に文を両方破り捨てた
dice1d4=4 (4)
3724/11/19(火)00:55:15No.1254595989+
はいカミサマ判断が早い
3824/11/19(火)00:56:44No.1254596378+
神様が強い
3924/11/19(火)00:56:47No.1254596393+
一から文書を作り直すか
4024/11/19(火)00:57:09No.1254596490+
というか神社に写しかなんかありそうな話だな…
4124/11/19(火)00:57:24No.1254596550+
カッコいいぜ...
4224/11/19(火)00:58:50No.1254596858そうだねx3
印を押しておきながら裏切るようなやり方をする者の血筋は、必ずまた裏切る。
そう言って取り合わない態度の山右衛門を見た「」は、数秒ほど考え込む。
そそれから徐に水名と泰党、水名と水徳寺のそれぞれの文を手に取ると、ビリビリに破り捨てた。
「なっ……!」
「は……!?」
暴挙を前に呆気に取られる二人に対して、「」は
①「障害は物理的に無くなった」
②「破れば無効なもの、端から価値は無い」
③「娘を見習え」
④「新しく文を書く、署名と印を」
dice1d4=4 (4)
4324/11/19(火)00:59:47No.1254597085+
我神ぞ
4424/11/19(火)00:59:52No.1254597103+
じゃ今度は3人で作るか
4524/11/19(火)01:00:35No.1254597257+
それなら不滅の女神様が書く
そうしたら改竄もできない
4624/11/19(火)01:01:24No.1254597443+
次に破ったら神罰だ
4724/11/19(火)01:02:07No.1254597605そうだねx1
「テメェ、なんて事しやがる!」
「如何に神職とはいえこれは!」
「文は新しく書けばいい、署名と印を」
「」が醸し出す、有無を言わさぬ空気感を前に、正綱と山右衛門はたじろぐ。
「間に入る者がいないから有効性が薄れた、今回は社が入る」
そんな二人を他所に、「」はさっさと筆を走らせていく。
4824/11/19(火)01:02:15No.1254597629+
そりゃこんなことしてたら裏の権力者だわ
4924/11/19(火)01:04:13No.1254598019+
神職というか…
5024/11/19(火)01:04:49No.1254598130そうだねx2
そうして出来たのは、
①水名と泰党が対等なものとして協力していくように、という内容の文書
②水名と泰党、西と東で互いに手を取り合っていくことを約束させる文書
③水名と泰党の相互不可侵条約と末代までの友好を約束させる文書
④水名と泰党が今後対立するような事態に陥った場合、「」が全員殺すという文書
dice1d4=2 (2)
5124/11/19(火)01:05:14No.1254598195+
歴代神浜市長はカミサマのこと知ってたりしない
5224/11/19(火)01:06:04No.1254598369+
>歴代神浜市長はカミサマのこと知ってたりしない
神浜市長に就任したらまず最初に行うべきことはカミサマへの挨拶であることは知っているな?
5324/11/19(火)01:07:26No.1254598638+
4だといつか叛逆されて殺されるタイプの圧政者だったんだけどこのカミサマ不死身の魔法少女だからな…
5424/11/19(火)01:08:49No.1254598911+
>4だといつか叛逆されて殺されるタイプの圧政者だったんだけどこのカミサマ不死身の魔法少女だからな…
封印という手もないでもないが奥の手とか奥の手中の奥の手とかまだまだ持ってるからなこのカミサマ
5524/11/19(火)01:09:33No.1254599054+
「西は水名」
言いながら、「」は正綱を指差し、強引に署名と印を紙の両側に書かせる。
「東は泰党」
続けて山右衛門を指差すと、同様の動きを強制する。
「互いに民を守るという目的を同じとするならば、手を取り合っていく事」
そしてどこからか剣を取り出した「」は、中心に名を記した上で血判を押すと、書を丁度中心で真っ二つに切り分けて、双方に手渡した。
①「今から新たな約定になった」
②「これでまとまった」
③「無くさないように」
④「破らないように」
dice1d4=2 (2)
5624/11/19(火)01:11:03No.1254599383+
前にも言われてたけど名前用いた呪術とか出来そうだからなカミサマ…
5724/11/19(火)01:14:22No.1254600018そうだねx8
「これでまとまった。話は終わり」
思わず文書を書いて印まで押してしまったが、あまりに強引すぎるのではないか。
正綱と山右衛門が二人揃ってそう言おうとした時には既に遅く、「」はその場から居なくなっていた。
①「……呑む他にあるまい」「仕方ねぇな、こりゃあ……」
②「なあ、水名の。俺達はとんでもないもんに目を付けられちまったんじゃねぇか」「……かもしれん」
③「……娘が和解出来たのだから、と言いたかったのだろうか」「知らねぇよ……だがもうどうにもならねぇ」
④「よし、俺はもう諦めた。ありゃ勝てねぇ」「間違い無いな……」
dice1d4=4 (4)
5824/11/19(火)01:15:10No.1254600194+
神というものを見た
5924/11/19(火)01:15:26No.1254600245+
勝とうとしても勝てないからな…同じく半神的存在まで引き上げられたタツジンの玄雲でもキルゾーンに突き落として引き離すくらいしかできてねぇもん
6024/11/19(火)01:17:35No.1254600632+
>勝とうとしても勝てないからな…同じく半神的存在まで引き上げられたタツジンの玄雲でもキルゾーンに突き落として引き離すくらいしかできてねぇもん
そのうえで範囲攻撃ですぐに脱出されるからな…
6124/11/19(火)01:19:11No.1254600915+
そういえば名前書いてるけど「」神社と同じ名前であることに2人は気づいただろうか
6224/11/19(火)01:19:15No.1254600931+
一応4引かなかったので何かあったら殺すと明言されたわけではないがもし今後デカいやらかし起きたら殺しに来るかもしれない可能性はあるよね
6324/11/19(火)01:20:02No.1254601063そうだねx4
突然現れた、神を名乗る少女。
戦神子であり、神職に連なるものであるが故に不遜にもそう名乗ったかと考えていたが、印と署名を求めた際の威容を受けて、二人はアレがそんな程度のものでは無いと悟っていた。
間違いなく、アレは戦神子などという生易しいものでは無い。
戦で相対すれば確実に殺される、化生の類だ。
ともすれば神というのもあながち間違いではなく、あの玄雲が敗れたとはいえ素直に従っていた事を思えば、本物の神なのかもしれない。
そう思わされた正綱と山右衛門は、敗北を認めた。
そして、
①アレに目を付けられるなんて何しやがったんだと娘達に少しだけ腹を立てた
②アレに気に入られた自分達の娘は大したものだと思った
③アレを連れてきた娘達は何をどうしたのかと心配になった
④アレに近付きすぎている娘達の行く末を憂いた
dice1d4=2 (2)
6424/11/19(火)01:20:42No.1254601184そうだねx5
いいのか正綱お前の娘の価値観だいぶやばいぞ
6524/11/19(火)01:21:00No.1254601238+
一番好意的なのを引いたか
6624/11/19(火)01:21:00No.1254601239+
大した奴だ…
6724/11/19(火)01:25:36No.1254602034そうだねx3
「しかし神に気に入られるとは……露も戦神子として戦ってきた甲斐が有ったという事か」
「おっ、なんだ?ガキの自慢か?だったら俺も少しは話せる事がある」
言いながら、山右衛門はどこから取りだしたのか酒を煽り始めた。
「どうだ、オメェも」
「……如何にして持ち込んだ?」
「細けぇ事は気にすんな。毒なんざ入ってねぇよ、どの道あんなもんにこんな文書かせれてんだ。裏切ったら泰党は今度こそ終わりだ」
「……ふっ、違いないな。では少しばかり頂こう」
この一時、水名の当主と泰党の長は互いの立場を忘れ、娘自慢に花を咲かせた。
以降、水名と泰党の協力関係は磐石なものとなった。
6824/11/19(火)01:29:02No.1254602651+
そして……
①隅谷当主が暗殺される
②熊井による隅谷家への下克上が
③水名と泰党の融和を知り、恐れた隅谷が水名攻めを強行した
④水名こそ大敵と判断した熊井が隅谷を唆した
dice1d4=3 (3)
6924/11/19(火)01:29:28No.1254602707そうだねx2
開きますぞー!戦によって穴が開きますぞー!
7024/11/19(火)01:30:02No.1254602811+
お前マジよぉ…味方増えただけなのに…
7124/11/19(火)01:30:48No.1254602950+
隅谷は元からまぁ…なので…
7224/11/19(火)01:30:52No.1254602963+
水名と泰党が手を取り合う事が決まり、それから程なくして。
「何が起きてるって言うの……!?」
「チッ……アタシ達がもっと早く動けてりゃあ……!」
隅谷が水名攻めを強行した事で、再び相磨の国に混乱が齎される事となる。
7324/11/19(火)01:31:14No.1254603015+
神の怒りも有頂天
7424/11/19(火)01:33:18No.1254603342そうだねx2
このあと山右衛門の外患誘致が重なって終わるのが正史です
7524/11/19(火)01:35:40No.1254603721+
相磨の国の守護でありながら代替わりによって権勢の弱まっていた隅谷家にとって、水名家は警戒対象であった。
現当主は決して愚物という程、何もかもが劣っている訳では無い。
しかし都暮らしが長い隅谷当主は、ただでさえ経験の不足と若さ故に軽んじられているにも関わらず、魔女の被害による国内の乱れに策を打てず、後手に回っていた事で求心力を失いつつあった。
そこに、かねてから飢饉の対策によって方々からの覚えが良い水名が戦神子を動かし、玄雲という騒乱の元凶を止め、更に泰党までも掌中に収めようとしていた事で、隅谷は自身の地位が脅かされ、下克上されるのではないかという恐怖を抱いてしまったのだ。
7624/11/19(火)01:38:58No.1254604205+
守護代として隅谷の横で権勢を振るう熊井はこれを国内の情勢を操る好機として、水名家が水徳寺と懇意にしていた事実を利用し、泰党攻め並びに玄雲の乱さえも水名が元凶であるとして、領主達に挙兵を求めた。
これにはそれぞれ、
①乗ってきた
②義が無いとして拒否
dice3d2=1 1 2 (4)
(左から栄、三郷、凪津)
7724/11/19(火)01:39:52No.1254604325+
凪たん…お前だけが頼りだ
7824/11/19(火)01:41:18No.1254604544+
義を失ったな…
7924/11/19(火)01:41:39No.1254604589+
穴が開いてしまう!
8024/11/19(火)01:43:03No.1254604830+
各所が飢饉に陥る中、何故水名とその言葉を受けた周辺は豊作のまま、方々に蓄えを回して民を飢えから救える程に潤っていたのか?
それは水名こそが真に妖魔を操り、国に災いを齎していた元凶であるからに他ならない。
彼等は隅谷に北養の地へと追いやられた事を恨んでおり、水徳寺を取り込み、更に泰党までをも利用して相磨の国に混乱を招く事で、下克上を果たそうとしていたのである。
禍の源である水名を討たねばならない。
そんな言葉を受けた栄と三郷は隅谷と熊井に従い、水名攻めへと乗り出す。
8124/11/19(火)01:44:20No.1254605025+
来ちまったか…この時が
8224/11/19(火)01:44:23No.1254605030そうだねx2
この熊井とかいうやつらが戦国編で一番アレな奴らだと思う
8324/11/19(火)01:45:52No.1254605272+
元より数日前まで泰党攻めの為に兵を集め、支度を整えていた事もあり、攻勢は瞬く間に始まった。
領主として守護に仕えていた筈が、その守護と仲間であったはずの領主達に攻められるという状況に、水名は混乱に陥っていく。
8424/11/19(火)01:48:00No.1254605588+
んふふ💙もはや人類など地上のノミだということがなぜわからないの💙
8524/11/19(火)01:48:09No.1254605611+
水名が攻められ、戦が起こり、混乱と恐怖が振りまかれる。
戦場に渦巻く想念は一つの大きな畝りとなって、ある一点へと向かっていく。
そして……
①「……開いた」
dice1d1=1 (1)
8624/11/19(火)01:48:59No.1254605740+
開いちゃったの…!?”穴”…!
8724/11/19(火)01:49:16No.1254605777+
ペルソナでいう集合無意識先輩とかそういうアレがアレして偉いことになってしまった
8824/11/19(火)01:50:01No.1254605888+
その穴防ぐために神社を移設したのかな…
8924/11/19(火)01:51:39No.1254606108+
先日まで水名の神木が立っていた地に、巨大な穴が穿たれた。
熊井が治める地の近くに開いた穴。
そこより這い出したるは、
①無数の死者達
②魑魅魍魎の群れ
③常人には見えない魂の集まり
④死
dice1d4=3 (3)
9024/11/19(火)01:52:22No.1254606219+
見えないのか…
妖魔みたいだな…
9124/11/19(火)01:52:36No.1254606261+
コワ〜…
9224/11/19(火)01:54:50No.1254606565+
4はまずい
作品のジャンルが変わってた
9324/11/19(火)01:55:17No.1254606631+
戦が始まって数日、半ば奇襲のような形で始めた戦にも関わらず、水名と巧生、そして泰党は自領を守るべく決死の抵抗を続けていた。
そんな折、突如として自領を離れ本陣に居た熊井の元に届いたのは、
①民の大半が突然死んだという報
②死んだ者達が腐りながら動き始めたという報
③次々と死の波が広がってきているという報
④何かを告げようとした兵が目の前でグチャグチャになって死んだ
dice1d4=1 (1)
9424/11/19(火)01:55:54No.1254606716+
こわ…
9524/11/19(火)01:56:28No.1254606784+
まだマシな方ではあるが…
9624/11/19(火)01:58:00No.1254606981+
これが現代は縁結び(?)の神社になってるの怖くない?
9724/11/19(火)01:58:02No.1254606984+
何の前触れも無く、突然民が死んだ。
それも一人二人ではなく、熊井が治める地の大半がその命を失ったという。
そんな莫迦な事がある筈がない。
何かの間違いでは無いのかと熊井は思ったが、
①死は急速に広がっていく
②今度は死んだ民達が死んだまま動き始めたと
③戦場にまでその波は広がり出した
④遺体が忽然と姿を消していく
dice1d4=1 (1)
9824/11/19(火)01:58:09No.1254606993+
民間人から死んでいくのマジでえぐい
9924/11/19(火)01:58:57No.1254607072+
死だ!死が起きている!
10024/11/19(火)01:59:10No.1254607094+
シンプルゆえに回避が難しい死だ
10124/11/19(火)02:00:52No.1254607273+
死は瞬く間に民を呑み込んでいき、次は栄、次は三郷と呑み込んでいく。
最早戦をしている場合では無い、気付いた時には時既に遅く、
①隅谷側は勝った所で残るものが何も無くなっていた
②戦に出ていた者達さえも死に呑まれ始めた
③今度は全てが穴に消えていった
④訳も分からぬまま熊井は死んだ
dice1d4=2 (2)
10224/11/19(火)02:01:59No.1254607388+
💀さぁ悪い子も悪くない子もどーんどんしまっちゃおうねぇ
10324/11/19(火)02:02:41No.1254607461+
こうして今いる栄の人間はみんな明るくておちゃらけているの
そうじゃないやつはしんだの
10424/11/19(火)02:03:24No.1254607532+
カミサマが管理してない時期の全開の穴想像以上にやばいわ
10524/11/19(火)02:04:53No.1254607695そうだねx3
必死に抵抗していた水名陣営は、隅谷側の動きがおかしい事に気付く。
つい何日か前までは、大義は我にありとばかりに一気呵成に攻めかかってきていたにも関わらず、今では兵が前線に上がってさえ来ない。
何があったのか確かめるべく飛び出した露と千鶴の前に現れたのは、
①死者の群れ
②普通の民のように見える何かが次々と兵達を取り殺していく様
③腐り果てた人の大群
④笑顔で手招きする死肉の山
dice1d4=4 (4)
10624/11/19(火)02:05:24No.1254607759+
ひー
10724/11/19(火)02:05:26No.1254607760+
アイエエエエ!?アイエエエエ!?
10824/11/19(火)02:05:52No.1254607797+
笑う死体の山...
10924/11/19(火)02:06:00No.1254607814+
💀💀💀💀死んだ後なんてバカにしてたさ…がねぇ?いやぁ居心地が良いって感動したぁ…
11024/11/19(火)02:06:10No.1254607832+
コワ〜...
11124/11/19(火)02:07:43No.1254608009+
こんなとこに配置されたマチビト馬かわいそ
ページに戻れたのかな…
11224/11/19(火)02:08:31No.1254608105+
「千鶴……何、あれ……」
「アタシに分かる訳ねぇだろ……!?どうなってんだよ、アレは!」
二人の目に映ったのは、次々と喜び勇んで兵達に群がっては殺していく、腐り果てたような姿の死肉の群れ。
遠くの方に天高く、折り重なるように積み上がった山から歩み出ているらしいそれらは、戦神子ではない者には見えていない様子でもある。
しかしあちら側からは見られていると分かるのか、露と千鶴の姿を見つけると、グズグズに溶けた頬の肉を滴らせながら、満面の笑みを浮かべて手招いた。
11324/11/19(火)02:09:43No.1254608226+
>こんなとこに配置されたマチビト馬かわいそ
>ページに戻れたのかな…
この分だと本の中からねむちゃんにあっちはいいっすよって死に向かわせようとしてるかもしれん
11424/11/19(火)02:10:29No.1254608302+
なんかこうレポで楽しく過ごしてる死人チームもフィルター外したらこんななんだろうか…
11524/11/19(火)02:10:55No.1254608352+
一般人には見えないのがやべえ
11624/11/19(火)02:11:22No.1254608398+
ゆっくりと這いずる者もいれば、歩く者も、或いは足も手も無く転がる者もいるその死者と思しき何かが、露と千鶴に迫る。
①何とか応戦する
②攻撃は通るが倒せない
③本能的な恐怖を感じて逃げる
④「」が飛び込んできた
dice1d4=1 (1)
11724/11/19(火)02:13:54No.1254608670+
「よく分からないけど、私達にしか見えないなら妖魔と同じ筈……よね?」
「露、戦う気か!?アレと!?」
「大丈夫よ、千鶴。だって私、あれくらいの死体なら見慣れてるもの」
「そういう事じゃねぇって!……あー、畜生!!」
何にせよ、これを倒さなければ自分達も殺されるだけである。
露と千鶴は迫り来る怪物を前に応戦する。
dice1d100=75 (75)
(100で露と千鶴が奇跡的に全てを押し返した)
11824/11/19(火)02:15:16No.1254608811+
結構頑張ったが相手が悪い!こんなもん底無しだぞ!
11924/11/19(火)02:15:29No.1254608826+
見慣れてると申されましても
12024/11/19(火)02:16:17No.1254608924そうだねx2
「コイツら、確かに攻撃は当たるんだが……手応えがねぇ!」
「それに斬っても斬っても次から次に湧いてくる……キリが無いわ……!」
戦神子の力を以てすれば、この死者の群れにも応戦する事は可能である。
しかしたった二人では際限無く迫り来る群れを相手には押し返すに至らず、次第に押されていく。
そこへ、
①「青いの、赤いの。久しい」
dice1d1=1 (1)
12124/11/19(火)02:17:15No.1254609025+
>あれくらいの死体なら見慣れてるもの
ちょっと待って
12224/11/19(火)02:18:44No.1254609181+
死者の群れを蹴散らしながら二人の前に姿を現したのは、「」だった。
「御祭神!」
「だから久しくはねぇって!……今ここに来たってことは、なんか知ってんだな?」
「……あれは死者。肉体を喪った魂の群れ。そしてあそこには穴が開いた」
12324/11/19(火)02:19:20No.1254609235+
というか名前呼びじゃなくなってるな
やっぱつい漏れ出たのかあれは
12424/11/19(火)02:20:32No.1254609348+
「」さねさん今日終わるの無理なんじゃないですかこれ
12524/11/19(火)02:22:37No.1254609563そうだねx3
「穴って……どういう事?」
「何度か見覚えがある。人は冥界とも、冥府とも、地獄とも、黄泉比良坂とも、六道とも呼ぶ」
「……待てよ、じゃあ何か?あのバケモン共はあの世から噴き出してきたってのか!?」
「ある意味ではそう。そういう信仰の結果」
「」は語る。
穴とは、
①全ての死の行き着く先である
②人の死を想う祈りが概念として定着したもの
③信仰によって形を変える、死の形状
④「穴は穴、それ以上でもそれ以下でもない」
dice1d4=4 (4)
12624/11/19(火)02:23:09No.1254609623+
じゃあなんなんだよ!
12724/11/19(火)02:23:12No.1254609628+
コワ〜…
12824/11/19(火)02:23:28No.1254609648+
一番分からんくて怖いところ引くじゃん
12924/11/19(火)02:25:34No.1254609845+
オルなんとかが下って戻ってきたりナギさんナミさんが鬼ごっこしたりしてた通路がこれか…
13024/11/19(火)02:26:42No.1254609956+
穴はあくまで穴でしかなく、それが何であるかは誰にも分からない。
ただどうにも、それは違う何かへと繋がっているのだという。
「普通は死後の何かに関わるものでは無いのね?」
「必ずそうかは分からない、見てきた中ではそれが多かった。今回は神木に溜まっていた念が、祟りという形で開けた。だから死が湧き出している……多分」
「神木……アタシが捕まっちまったからか……」
「それは違うわ、千鶴。あの御神木を斬り倒したのは私よ」
13124/11/19(火)02:29:48No.1254610253+
「責任はどこにも無い。必要なのは対処」
言いながら、「」は続々と湧き上がっては迫り来る死者達を見やると、露と千鶴に向き合って告げる。
「方法が無い訳では無い。……
①ただ、死ぬかもしれない
②もし誤ればこの地は終わる
③覚悟が必要
④露、千鶴。死んで欲しくはない
dice1d4=1 (1)
13224/11/19(火)02:29:52No.1254610257+
>穴はあくまで穴でしかなく、それが何であるかは誰にも分からない。
カミサマ数百年経ったら中に降りてそれなりに自由に動けて説明もできるぐらいには把握できるようになってるんだよな…
13324/11/19(火)02:31:31No.1254610415+
死ぬかもしれない…つまり…その…
今回の2人は魔女になったんじゃなくてスパロボDのトレーズ閣下とかペルソナ3主人公みたいに風呂の栓になって…?
13424/11/19(火)02:33:21No.1254610594+
地球がダメになるかどうかなんだ!やってみる価値はありますぜ!
13524/11/19(火)02:33:22No.1254610595+
死ぬかもしれない。
それはきっと、「」の事では無い。
露も千鶴に向けて、二人の事を心配しての言葉なのだろう。
「……今更じゃない、御祭神。戦神子になった時から、私はずっと死を覚悟して戦ってきたのよ?民を守る為に、この命が散るというのなら本望だわ」
「アタシだってそりゃ、死にたかねぇけどさ……この状況で逃げて、一人で生き延びるなんてのは御免だ」
「」の言葉を受けて、それでも二人は闘う姿勢を崩さない。
13624/11/19(火)02:34:21No.1254610679そうだねx8
①「……分かった」
②「なら、もう言わない」
③「でも出来れば生きて欲しい」
④「露と千鶴は、久し振りの友だから」
dice1d4=4 (4)
13724/11/19(火)02:35:05No.1254610742+
言えたじゃねえか…
13824/11/19(火)02:35:17No.1254610757+
カミサマのニューロンに永遠に記憶されたぞオメー!
13924/11/19(火)02:35:34No.1254610780+
ついに本人の前で名前を言ったな!
14024/11/19(火)02:36:41No.1254610870+
言うや否や、「」は自分の身体を次々と剣で貫いていく。
負の感情を最大限まで溜め、穢れを限界まで引き出した「」は、露と千鶴の前でその身を魔女へと変貌させる。
「……ご、さいじん……?」
「……ちょっと待ってくれ、えっ……!?」
現れた魔女は死者の群れへと向かっていくと、次々とそれらを喰らい始めた。
14124/11/19(火)02:38:22No.1254611012+
「そういえば言ってなかった、魔法少女の行き着く先は魔女」
露と千鶴の背後から現れた「」は、いきなり爆弾をぶちかます。
「……ちょっと、御祭神!?そういう事は早く言っておいてよ!?」
「いや、嘘だろ!?アタシ達最後あれになんのか!?今まで戦ってきたのも戦神子の成れ果て!?」
「そう。でも気にする事はない、どうせここで負けたら死ぬ」
「「そういう問題じゃない!!!」」
14224/11/19(火)02:38:29No.1254611024+
まさかカミサマ魔女状態でもある程度意識残ってるの?
14324/11/19(火)02:38:54No.1254611060+
魔女になった時点で死んだ判定で復活かな
14424/11/19(火)02:39:10No.1254611082+
魔女化即復活よ
14524/11/19(火)02:39:43No.1254611119+
安易に魔法少女真実を教えることはおすすめしない!
がそんなこと言っている場合ではない

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