最近は強い雨も多く水害なども少し不安になるころであると思います　本日はそんな秋の冷たい雨がタキオンとモルモットくんとの関係にどのように作用するのかについて議論を深めていきたいと思います
まずタキオンは実験の条件としての気候のデータはきっちり収集するのでしょうが日常生活の文脈における天気については生来のずぼらさから無頓着な印象がありますね　普段の生活が学園と寮と実験室で完結している以上荒天の影響を受けにくいということやもしトレーニングの予定に影響するような天気の変化はトレーナーであるモルモットくんが先に気を回しておいてくれるということもその原因であると思います
ですからその気分のまま休日に買い出しなどの用事があって出かけるときに天気予報をチェックせず雨に降られたり傘を持ち歩くのが面倒だからと近場であればあえて予報を無視するといったことが度々あるのではないかと思うんですよね

一方で常識を持ち合わせているモルモットくんは雨となれば傘を用意するし休日に雨が降ればタキオンに実験を仕掛けられることもなく自室で大人しく退屈な仕事の消化でもするのかもしれません
しかしながらそのときに脇に置いていた携帯が鳴って休日だというのに何だろうと少し憂鬱な気持ちになって画面を確認するとそこにはタキオンからの着信があるわけですね
外の天気を見て何となく察したモルモットくんは電話を取るとタキオンが用件を言うまでもなく「今どこ？」って聞くんですよね
「察しがよくて助かるよ、流石は私の忠実なモルモットといったところかな」と雨に降られたくせにいつものウザめなハイテンションは崩さないタキオンの声を聞きながらモルモットくんはしょうがないなぁと溜め息をつくんですがタキオンには電話越しで見えないその顔は少し嬉しそうに微笑んでるといいなと思うんですよね
そうしてモルモットくんは雨の憂鬱がタキオンに会える喜びにほんのりと塗り替えられていくのを実感しながら2人分の傘を持って家を出るんですよね

言われた通りの場所にモルモットくんが行くとそこには軒下で雨宿りしてるタキオンがいるんですよね
その場所を見つけるまでにやはり少し降られてしまったのか水に濡れた髪を物憂げにかき上げる姿は実に美しくてやっぱりタキオンは綺麗だなと改めて思うモルモットくんなのですがいざ声をかけるとクールな美人の雰囲気は一気に吹き飛んで「傘を持っているとやはり走っては来れないか、今度から撥水性のあるワックスでも用意しようかねぇ」なんてにやにや笑いながら言うんですよね
そんなタキオンにモルモットくんは半ば呆れながらも元気そうで安心して「荷物持つよ」って微笑んでふたりは並んで帰るんですよね
そうして他愛もない話に花を咲かせながら帰り道をゆくふたりなんですがスーパーの前を通りかかるとタキオンは「ときにモルモットくん、今日の夕飯の材料はあるのかな」って言ってくるんですよね

もしかして気を利かせてくれたのかなとちょっぴり嬉しくなったモルモットくんは「あんまりないかも。何にするかも決めてなかったし」って言うんですがそれを聞いたタキオンは「ちょうどよかった。私は今鍋の気分だから、具材は多めに頼むよ」って当たり前のようにモルモットくんの家でご馳走になるつもりでいるんですよね
呆気にとられた顔をしているモルモットくんに「他の着替えは今洗濯中だし、デジタルくんに借りようにもサイズが合わないからねぇ。どうせ合わないなら小さいよりも大きいほうがまだましというものだろう？」とタキオンは自信たっぷりに言うもんだからもうモルモットくんにはタキオンを家に上げる以外の選択肢はないわけです
でもそうと決まったあとのタキオンが心なしかご機嫌で「にんじんは多めにしておくれよ」とか言いながら先頭に立って買い物を仕切っているとこれはこれでいいかなって気持ちになるんですよね

モルモットくんはそう思うと家に帰り着いたあとにタキオンにシャワーを浴びさせながら着れそうな部屋着を見繕っているのもなんだか楽しくなっちゃって自分が風呂に入ってるわけでもないのにご機嫌に鼻唄とかも歌っちゃったりするわけです
そしてタキオンもタキオンでお風呂から上がるとモルモットくんがなんだか嬉しそうにしてるのを疑問に思いつつも自分もなんだか楽しくてベッドの上にすとんと座ってモルモットくんに髪を乾かしてもらっている間に尻尾をゆったり揺らしてるといいなと思うんですよね
そうして髪を乾かしてもらってるうちにゆっくりとタキオンがモルモットくんに寄りかかってきて「眠いんだよ」って素直じゃない甘え方をしてる姿をずっと見ていたいんですよね

そうして夜が更けてご飯を食べた後も雨はまだ降っているんですがその勢いはさっきよりも弱まってきているんですよね
そんなときにお腹がいっぱいになって眠くなったモルモットくんはさっきのお返しみたいに後ろからタキオンをそっと抱きしめるんですよね
「…雨が止んだら帰る？」ってちょっとさみしそうに聞くその声にタキオンは自分の身体に優しく巻きついたその手を握って「きみがそうしてほしいならね」って静かに答えるんですよね
モルモットくんがゆっくりと首を横に振るとタキオンも諦めたような受け入れたような微笑みを浮かべてふたりは一緒にベッドに倒れ込むわけです

モルモットくんのほうを向いてその腕の中にすっかり収まったタキオンは自分に対する確かな愛情を感じてご満悦な一方でモルモットくんがいつになく積極的なものだから胸がどきどきするのも抑えられなくなっちゃうんですよね
それを誤魔化すように「ふぅん…一度分離実験でもしてみようか？私の不在がきみの肉体と精神にどれだけ作用するかには興味があるのでね」ってからかうように言うんですけどモルモットくんはちょっぴり拗ねたように「…タキオンがそうしたいならいいよ」ってさっきの意趣返しをするわけです
そうして結局は自分も今更モルモットくんと離れるなんてできないけど自分から一緒にいたいとかさみしいとか言うのは恥ずかしいタキオンが何も言わずにモルモットくんを抱き返してふたりで雨音を聞きながら一緒に寝るところをずっと見ていたいんですよね

私の発表は以上です
では蓄光に戻ります

喋るとやかましいのに濡れた後のくしゃみはかわいいタキオンいいよね

とりあえず元気そうで何よりだよ

そろそろモルモットくんの布団の中でおもむろにぬくもるタキオンが見られる季節

草

前は雨が降っても独りで身体を拭くか濡れるのも構わずに実験するかだったのに自分を大事にしてくれるひとができて身体が温まったあとにモルモットくんが淹れてくれる紅茶がいつもより美味しく感じるタキオン

お風呂に入れられた後の猫みたいに濡れた髪をぷるぷるしたりモルモットくんにタオルで拭いてもらうタキオン

普段うるさいくせに抱きしめたりキスしたりするときは「ん…」とか「あ…」とかしか言わなくなってしおらしくなるタキオンからしか得られない栄養素がある

モルモットくんが迎えに来た帰り道は「いやぁ災難だったがおかげで新しい実験を思いついたよ！とりあえずきみには1時間ほど水を浴びながら走り続けてもらいたいのだが構わないね？」ってハイテンションなのに家に帰ったら電池が切れたみたいにこてんって寝ちゃうタキオンいいよね

カタ発光モルモット
今日も光ってるようで何より

濡れててもめちゃくちゃ早口でまくし立ててる間は長年の付き合いで上手くあしらわれちゃうのに濡れた手に息を吹きかけて温めてるのは見逃さずに手を握ってくれるモルモットくんに「…ずるいぞ」って小声で呟くタキオンが見たい

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>最近は男扱いやレズ扱いのタキオンが多すぎたから久しぶりに普通のタキモルが見れて心が潤う…
今更管理した振りしてもスレ「」がこの意見に同意してた過去は変わらないけど…